第七回 日本園芸療法学会 神奈川大会2014年10月4~5日

投稿日: カテゴリー 学会発表

-東京農業大学厚木キャンパス-

第七回 本園芸療法学会神奈川大会が、神奈川県厚木にある東京農業大学厚木キャンパスで開催されました。
本大会は 「むきあう」ことを考える をテーマに、日本女性樹木医第一号の塚本こなみ先生の「人間性復元力を信じて、植物にむきあう」基調講演や広島大学大学院の客員教授でもある田中千穂子先生の「子どもとむきあうこと」教育講演がありました。塚本こなみ先生の基調講演では、今運営に関わっている「はままつフラワーパーク」で「世界一美しい桜とチューリップの園」とキャッチコピーをして取り組まれている話で、そこには、不登校の子ども、引きこもりの大人などと一緒に園芸作業もしていて、植物を育てその技術を身につけ、地域の植物を育てる過程の話が大変興味深く印象に残りました。
田中千穂子先生の教育講演では、心理臨床家のむきあい方の話があり、セラピストとクライアントが伴走することが大事で、「おのずからよくなっていく」道を活性化させる関わりをすることによって、クライエントのなかで内的変容が生じる過程を伴走することであるとのことで、セラピスト自身の心の自由自在、狭いものの考え方をしない、相手のメッセージを見逃さないことがたいせつと話され、これは全てに通じることだと感じました。
夕方にはトワイライトコンサートがあり、花壇の花に囲まれて座り、生演奏の音楽を楽しみました。
翌日には口述発表12題、部門別実践報告6題があり、本校からは国野先生の「様々な障害者への同時同一進行による園芸療法プログラムの展開」、織田裕美先生の「園芸作業うぃ実施してストレスの軽減を図る」、卒業生の藤井和樹さんの「療育病棟における園芸療法の役割と効果」がありました。全国の園芸療法士、医療従事者など多くの方が熱心に質問され、多くを学びました。その中で、タネから育てるところから関わることが大切であることや、評価をきちんとして客観的に効果を図ることの重要性が再び言われ、今後の課題となりました。

第七回 日本園芸療法学会 神奈川大会

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学会口述発表

テーマ1「療養病棟における園芸療法の役割と効果」
藤井和樹・野尻眞 (医療法人白水会 白川病院)

 

テーマ2「様々な障害者への同時同一進行による園芸療法プログラムの展開」
国野友子・二井内由美・是高由美子 (IWAD環境福祉専門学校、野呂山学園、光清学園成人部)

 

学会部門別実践報告

テーマ1園芸作業を実施してストレスの軽減を図る
織田裕美・金行尉人・川本涼子(社会福祉法人 あと会 老人保健施設 りは・くにくさ)